
日本の都市デザイン、建築デザインはこれまで、工学部を中心とする理系出身の人材が担ってきました。
「人間と自然の共生、人間と人間の共生」をキーワードにかかげる総合政策学部では、文理融合の特徴を活かし、より快適で安全で美しい、持続可能な都市空間をもたらすために、一級建築士を養成するカリキュラム、「建築士プログラム」を編成しています。(定員40名)


建築士とは、建築士法によって定められた国家資格で、建物の設計・工事監理等を行う技術者のことを言います。建築士には、一級建築士、二級建築士及び木造建築士の3種類があり、その資格によって設計監理できる建築物に違いがあります。
一級建築士は国土交通大臣の免許を受け、すべての建築物の設計および工事監理を行うことができます。二級建築士は都道府県知事の免許を受けて、一定規模以下の木造の建築物および鉄筋コンクリート造などの建築物の設計、工事監理を行うことができます。また、木造建築士は都道府県知事の免許を受け、木造建築物で延べ面積が300m2以内、かつ2階以下の建築物を設計・工事監理することができます。
建設会社や住宅関連産業、不動産関連企業で活躍したい人にはおすすめの資格であり、将来まちづくりなどクリエイティブな仕事に従事したり、設計事務所を開業することも夢ではありません。本学部の「建築士プログラム」に登録の上、当該指定科目を修得して卒業した方は、一級建築士の場合は卒業後2年の実務経験を経て、二級建築士及び木造建築士の場合は実務経験がなくても、受験資格を有する者として認定されます。

別表の授業科目一覧表に示す通り、総合政策学部開講の指定科目計70単位より、一級建築士の場合は必修科目35単位を含む計60単位を、二級建築士及び木造建築士の場合は必修科目25単位を含む計40単位を修得した者に対して、指定科目履修状況証明書を発行します。
| 授業科目名 | 単位 | 必修単位 | |
|---|---|---|---|
| 一級建築士 | 二級建築士 | ||
| 木造建築士 | |||
| 都市・農村計画 | 2 | 必修 | 必修 |
| 建築計画A | 2 | 必修 | 必修 |
| 建築計画B | 2 | 必修 | |
| 都市建築史A | 2 | ||
| 都市建築史B | 2 | ||
| CAD/CG演習I | 1 | ||
| CAD/CG演習II | 1 | ||
| 現代建築論 | 2 | ||
| 空間デザイン論 | 2 | ||
| 比較都市論 | 2 | ||
| 住民参加論 | 2 | ||
| 都市住宅論 | 2 | ||
| 都市防災論 | 2 | ||
| ランドスケープ・デザイン | 2 | ||
| 建築法規 | 2 | 必修 | 必修 |
| 建築計画C | 2 | 必修 | |
| 福祉住環境計画 | 2 | ||
| 都市再生論 | 2 | ||
| 都市デザイン論 | 2 | ||
| 建築CAD演習I | 2 | ||
| 建築CAD演習II | 2 | ||
| 環境工学 | 2 | ||
| 設計製図演習 | 1 | 必修 | 必修 |
| 建築設計演習I | 2 | 必修 | 必修 |
| 建築設計演習II | 2 | 必修 | 必修 |
| 建築設計演習III | 2 | 必修 | |
| 建築設計演習IV | 2 | ||
| 構造力学I | 2 | 必修 | 必修 |
| 構造力学II | 2 | 必修 | |
| 建築一般構造I | 2 | 必修 | 必修 |
| 建築一般構造II | 2 | 必修 | |
| 建築材料学 | 2 | 必修 | 必修 |
| 建築材料学実験 | 1 | 必修 | 必修 |
| 測量演習 | 1 | 必修 | 必修 |
| 建築環境工学 | 2 | 必修 | 必修 |
| 建築環境工学実験 | 1 | ||
| 建築施工 | 2 | 必修 | 必修 |
| 建築設備 | 2 | 必修 | 必修 |
| 計 | 76単位 | 35単位 | 25単位 |
| (計60単位) | (計40単位) | ||

登録申請が定員を超過した場合は、まず都市政策学科所属の学生を優先的に選考し、定員に空きがある場合に他学科所属の学生を選考します。
「建築士プログラム」には、数多くの理系科目が含まれています。高校時代に、そのような授業を受けなかったと不安に感じる方もいると思いますが、その方々を対象とした科目「建築数理の基礎」を開講しています。